キャンプ歴6年の管理人が厳選!初めてのキャンプに向けて必要なモノリスト!【初心者向け】

キャンプギア

「キャンプ、始めてみたいけど、何を揃えればいいのか全然わからない…」
「調べてみても情報が多すぎて、結局どれがいいのか迷っちゃう…」

当ブログ管理人EXIT、キャンプ歴は気づけば6年目。最初の頃は、あなたと同じように道具選びで頭を悩ませた経験があります。

キャンプって、自然の中で過ごす非日常感が本当に魅力的ですよね!焚き火を囲んで語り合ったり、美味しいキャンプ飯を食べたり、満天の星空を眺めたり…。一度体験すると、きっとその魅力にハマるはずです。

でも、その第一歩を踏み出すには「道具」というハードルがあるのも事実。特に初心者の方は、何から手をつければいいか迷ってしまうと思います。

そこでこの記事では、キャンプ歴6年の管理人が、「これさえあれば、とりあえずキャンプは始められる!」という必要最低限の道具リストを厳選してご紹介します。さらに、初心者の方でも手に入れやすい、コスパの高いおすすめ商品も具体的にピックアップしました。

この記事を読めば、

  • キャンプに必要な基本的な道具がわかる
  • 初心者におすすめのコスパの良い道具がわかる
  • 安心してキャンプデビューの準備を進められる

ようになります。キャンプの「最初の一歩」を全力で応援する内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

こんにちは出口のキャンプ部屋へようこそ!管理人のEXITです!
キャンプギアのレビューや関西周辺のキャンプ場をメインにご紹介しています。
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キャンプ道具選びの基本|焦らず、無理なく揃えよう!

まず大前提としてお伝えしたいのは、最初から全ての道具を完璧に揃える必要はないということです。

キャンプ道具は種類が多く、こだわればキリがありません。いきなり高価なものを買い揃えて、「やっぱり自分には合わなかった…」なんてことになったら悲しいですよね。

1. まずは「必須アイテム」から
この記事で紹介する「必須アイテム」を中心に、必要最低限のものから揃えていきましょう。最初はレンタルサービスを利用したり、キャンプ経験のある友人・知人に借りたりするのも賢い方法です。

2. コスパ重視で選ぶ視点
初心者向けには「コスパ」が重要です。ただし、「安ければ何でもいい」というわけではありません。あまりに安価なものは、すぐに壊れてしまったり、機能が不十分だったりすることも。「そこそこ品質が良くて、長く使えそうなもの」を選ぶのがポイントです。この記事では、そういった観点からおすすめ商品を厳選しています。

3. 自分のキャンプスタイルをイメージする
「誰と行くのか(ソロ、デュオ、ファミリー?)」「どんな季節に行くのか」「どんなキャンプ場で過ごしたいのか」など、自分のやりたいキャンプのスタイルを少しイメージしてみると、必要な道具や優先順位が見えてきます。

焦らず、無理のない範囲で、楽しみながら道具選びを進めていきましょう!

【必須】これがないと始まらない!基本のキャンプ道具リスト10選

ここからは、キャンプをする上で「これだけは無いと困る!」という必須アイテムを10個ご紹介します。それぞれの役割や選び方のポイント、そして管理人おすすめのコスパ商品をチェックしていきましょう。

1. テント:プライベート空間と寝床の確保

役割: キャンプにおける「家」です。雨風をしのぎ、プライベートな空間を確保し、安心して眠るための最重要アイテム。

選び方のポイント:

  • 利用人数: 「利用人数+1名」のサイズを選ぶと、荷物を置くスペースも確保できて快適です。
  • 設営のしやすさ: 初心者は、ポールを通すだけで立ち上がる「ドーム型」や、ワンタッチで設営できるものがおすすめです。説明書や動画を見て、自分でもできそうか確認しましょう。
  • 耐水圧: テント生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値。最低でも 1,500mm 以上あると安心です。日本の気候では、急な雨も多いので重要視したいポイント。
  • 機能性: 前室(玄関スペース)があると、靴や荷物を置けて便利。ベンチレーション(換気機能)がしっかりしていると、結露を軽減できます。

管理人おすすめコスパ商品:

  • コールマン ツーリングドームST (1~2人用)
    • 言わずと知れた定番テント。設営しやすく、前室も広めで使い勝手抜群。ソロキャンプやデュオキャンプの入門に最適です。品質も安定しており、長く使えます。価格も比較的手頃。
  • バンドック ソロティピー 1 TC (1人用)
    • おしゃれな見た目が人気のワンポールテント。TC素材(ポリコットン)は、火の粉に強く、焚き火の近くでも比較的安心して使えます(※燃えないわけではありません)。夏は涼しく、冬は暖かいのも特徴。設営もポール1本で簡単です。
  • スノーピーク ランドネストドームM (ファミリー向け)
    • スノーピークという有名メーカー製品ですが手頃な価格に十分な広さと機能を備えたドームテントを2024年秋にラインナップ。別売のタープやソロ用インナーテントなどもあり、ファミリーキャンプの最初のテントとしてもおすすめです。耐水圧やUVカット機能もしっかりしています。

【ポイント】 テントはキャンプの快適さを大きく左右します。レビューを参考にしつつ、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。迷ったら、まずは定番のコールマンから試してみるのも良いかもしれません。

2. 寝袋(シュラフ):快適な睡眠のための必需品

役割: テント内で快適に眠るための寝具。体温を維持し、地面からの冷えを防ぎます。

選び方のポイント:

  • 対応温度(快適使用温度): これが最も重要!キャンプに行く季節の「最低気温」よりも 5℃ 程度低い「快適使用温度」のものを選びましょう。「限界使用温度」は、文字通り「なんとか耐えられる」温度なので、快適に眠るためには「快適使用温度」を基準にします。春~秋の3シーズン対応モデルが最初の1つとしておすすめです。
  • 形状:
    • 封筒型(レクタングラー型): 布団のようにゆったりしていて、暑いときは広げて掛け布団のようにも使えます。連結できるモデルも多い。収納サイズは大きめ。
    • マミー型: 体にフィットする形状で保温性が高い。収納サイズはコンパクト。登山などにも使われます。
    • 初心者はまず扱いやすい封筒型から試してみるのがおすすめです。
  • 素材:
    • 化学繊維(化繊): 水濡れに強く、手入れが簡単。比較的安価。ただし、ダウンに比べて重く、収納サイズが大きめ。
    • ダウン: 軽量コンパクトで保温性が高い。高価で水濡れに弱いのがデメリット。
    • 最初は扱いやすい化繊シュラフが良いでしょう。

管理人おすすめコスパ商品:

  • コールマン パフォーマーIII (C10やC5など)
    • 封筒型シュラフの定番中の定番。手頃な価格、洗濯機で丸洗いできる手軽さ、十分な保温性(対応温度のラインナップあり)で初心者におすすめ。同モデルなら連結も可能です。
  • モンベル バロウバッグ #3 (快適温度 4℃~)
    • 少し予算を上げられるなら、モンベルの化繊シュラフもおすすめ。ストレッチ性が高く、マミー型でも窮屈さを感じにくいのが特徴。品質が高く長く使えます。#3は日本の3シーズンキャンプで使いやすいモデルです。
  • KingCamp 封筒型シュラフ
    • Amazonなどで人気のコスパシュラフ。非常に安価ながら、最低限の機能は備えています。まずは試しに、という方には選択肢の一つ。ただし、対応温度表記は少し甘めに見た方が良いかもしれません。暖かい季節限定での使用がおすすめです。

【ポイント】 睡眠の質はキャンプの満足度を大きく左右します。特に春先や秋口のキャンプ場は想像以上に冷え込むことがあるので、シュラフ選びは慎重に行いましょう。

3. マット:地面からの冷気と凹凸をシャットアウト

役割: テントの床(地面)と寝袋の間敷き、地面からの冷気を遮断し、地面の凹凸を吸収して寝心地を向上させます。シュラフとセットで考えるべき重要なアイテム。

選び方のポイント:

  • 種類:
    • クローズドセルマット: 発泡素材でできたマット。軽くて丈夫、広げるだけですぐに使えます。空気漏れの心配がないのがメリット。収納サイズは大きめ。代表例はサーマレストのZライトソル。
    • インフレーターマット: バルブを開けると自動である程度空気が入るマット。クッション性が高く寝心地が良い。収納時は空気を抜いて丸めます。パンクのリスクあり。
    • エアマット: 空気を入れて使うマット。軽量コンパクトでクッション性が高いものが多い。空気を入れる手間とパンクのリスクあり。
    • 初心者は、扱いやすく丈夫な「クローズドセルマット」か、寝心地と設営の手軽さのバランスが良い「インフレーターマット」がおすすめです。
  • 厚み: 厚みがあるほどクッション性と断熱性が高まりますが、収納サイズも大きくなります。最低でも 3cm、快適性を求めるなら 5cm 以上あると良いでしょう。
  • R値(断熱性): マットの断熱性能を示す数値。高いほど断熱性が高く、地面からの冷気を遮断します。冬キャンプも視野に入れるならR値の高いものを選びましょう。

管理人おすすめコスパ商品:

  • キャプテンスタッグ EVAフォームマット
    • クローズドセルマットの安価な選択肢。銀マットよりは厚みがあり、断熱性も期待できます。まずはこれで試してみて、物足りなければグレードアップするのも手。
  • フィールドア インフレーターマット (5cm厚など)
    • コスパインフレーターマットの代表格。バルブを開けるだけで膨らみ、寝心地も良好。厚さやサイズのバリエーションが豊富です。連結可能なモデルも便利。
  • サーマレスト Zライトソル (レギュラー)
    • クローズドセルマットの超定番。軽量・丈夫で断熱性も高い(R値 2.0)。アコーディオン式で設営・撤収が非常に楽。少し高価ですが、長く使える名品です。管理人も愛用中。

【ポイント】 地面の状況(砂利、土、芝生など)や季節によって、マットの重要性は変わります。シュラフだけでなく、マットもしっかり選ぶことで、キャンプの睡眠が格段に快適になりますよ。

4. ランタン:夜のサイトを照らす必需品

役割: 日が暮れた後のキャンプサイトを照らす明かり。食事や作業、移動時の安全確保に必須です。

選び方のポイント:

  • 種類と燃料:
    • LEDランタン: 安全で扱いやすく、初心者におすすめ。電池式や充電式があります。明るさや色温度(暖色/白色)を調整できるモデルも多い。
    • ガスランタン: CB缶やOD缶を使用。独特の温かみのある光と燃焼音が魅力。マントルの空焼きなど、少し手間がかかります。火を使うので換気や取り扱いに注意が必要。
    • ガソリンランタン: 大光量で冬場でも安定した明るさが得られます。ポンピング作業が必要で、扱いはやや上級者向け。
    • ずは安全で手軽なLEDランタンをメインランタンとして用意し、サブとして雰囲気の良いガスランタン(キャンドル風のものなど)を導入するのもおすすめです。
  • 明るさ(ルーメン):
    • メインランタン(サイト全体): 500~1,000 ルーメン程度あると安心。
    • テント内ランタン: 100~300 ルーメン程度で十分。暖色系の光がリラックスできます。
    • テーブルランタン: 100 ルーメン前後。
  • 点灯時間: 一晩(6~8 時間程度)は持つものを選びましょう。予備の電池やモバイルバッテリーも忘れずに。

管理人おすすめコスパ商品:

  • ルーメナー LUMENA2
    • LEDランタンの定番。最大1500ルーメンの明るさで、4段階の調光と3色の点灯モードがあります。10,000mAhのバッテリーを内蔵し、モバイルバッテリーとしても使用可能です。IP67の防水・防塵性能を備え、屋外でも安心して利用できるランタンです。
  • スノーピーク リトルランプ ノクターン
    • 小さな炎が静寂の夜を情緒的に演出します。ガス缶で得られる高効率実用リトルランプ。キャンドルのような柔らかな灯りでテーブル上を照らしてくれます。テーブルランタンに最適。
  • コールマン ルミエールランタン (ガス)
    • キャンドルのような揺らぐ炎が特徴のガスランタン。明るさは控えめですが、サイトの雰囲気を格段にアップさせてくれます。CB缶アダプターを使えば、家庭用カセットガスも利用可能(自己責任)。

【ポイント】 メインランタン1つと、テント内や手元を照らす小型ランタン(またはヘッドライト)があると便利です。真っ暗な中での作業は危険なので、明るさは余裕をもって準備しましょう。

5. テーブル:食事や作業のスペースを確保

役割: 食事をする、調理をする、道具を置くなど、キャンプサイトでの様々な活動の拠点となるテーブル。

選び方のポイント:

  • 高さ:
    • ハイテーブル(高さ 70cm 前後): 立ったまま作業したり、一般的なダイニングチェアと合わせやすい。
    • ローテーブル(高さ 40cm 前後): 地面に座るスタイル(お座敷スタイル)やローチェアと相性が良い。リラックス感を重視するならこちら。
    • 初心者は、自分の持っている(または購入予定の)チェアとのバランスを考えて選びましょう。高さ調節可能なテーブルも便利です。
  • サイズ: 利用人数や用途に合わせて選びます。ソロならコンパクトなもの、ファミリーなら大きめのものが必要になります。
  • 素材: アルミ(軽量・丈夫)、木製(おしゃれ・重め)、スチール(丈夫・重め)など。
  • 収納性: ロール式や折りたたみ式など、コンパクトに収納できるものが車載や持ち運びに便利です。

管理人おすすめコスパ商品:

  • キャプテンスタッグ アルミロールテーブル (コンパクト)
    • ソロキャンプの定番。軽量コンパクトで持ち運びやすく、設営も簡単。天板が熱に強いアルミ製なので、熱いクッカーを置くのにも便利。価格も非常に手頃です。
  • フィールドア ウッドロールトップテーブル
    • 手頃な価格でおしゃれな木製テーブルが手に入ります。サイズ展開が豊富で、ハイ/ローの高さも選べます。サイトの雰囲気を良くしたい方におすすめ。収納袋付き。
  • Moonlence 折りたたみアウトドアテーブル
    • アルミ製の折りたたみテーブル。ソロやデュオのメインテーブルにオススメ。ファミリーキャンプではサブテーブルにも。コンパクトに収納できるので持ち運びが容易。ランタンハンガー付。

【ポイント】 テーブルが一つあるだけで、キャンプの快適性は格段に向上します。食事だけでなく、ちょっとした物置スペースとしても重宝しますよ。

6. チェア:自分だけのリラックススペース

役割: キャンプサイトで座ってくつろぐための椅子。焚き火を眺めたり、食事をしたり、本を読んだり…快適なチェアはキャンプの質を高めます。

選び方のポイント:

  • 座り心地: これが一番重要!可能であれば、アウトドアショップなどで実際に座ってみるのがおすすめです。背もたれの角度や高さ、座面の広さなどをチェックしましょう。
  • 収納性: コンパクトに折りたためるものが持ち運びに便利です。収束型、折りたたみ型などがあります。
  • 耐荷重: 自分の体重をしっかり支えられるか確認しましょう。
  • 高さ: テーブルの高さに合わせて選びます。ローチェア、ハイチェアがあります。
  • 素材・デザイン: 難燃性の素材を使ったもの(焚き火周りで使う場合)、軽量なアルミフレームのもの、おしゃれなデザインのものなど様々です。

管理人おすすめコスパ商品:

  • フィールドア ポータブルチェア (ハイバック/ノーマル)
    • ヘリノックス風の軽量コンパクトチェア。手頃な価格ながら、座り心地も良く、収納も非常にコンパクト。ハイバックタイプは頭まで支えられリラックス度が高い。カラーバリエーションも豊富。
  • コールマン リゾートチェア
    • 収束型チェアの定番。設営・撤収が簡単で、ドリンクホルダーも付いていて便利。安定感があり、ゆったり座れます。収納サイズはやや大きめですが、オートキャンプなら問題ないでしょう。
  • キャプテンスタッグ グラシア コンパクトチェア
    • 非常に安価な折りたたみ式のミニチェア。メインチェアとしては物足りないかもしれませんが、荷物を置いたり、ちょっと腰掛けたりするのに便利。サブチェアとして持っておくのも良いでしょう。

【ポイント】 チェアは意外と長時間座っていることが多いアイテム。妥協せずに、自分がリラックスできるものを選びましょう。

7. 焚き火台:キャンプの醍醐味、焚き火を楽しむために

役割: 地面に直接ダメージを与えずに焚き火を楽しむための台。多くのキャンプ場では直火禁止のため、必須アイテムとなっています。調理に使えるタイプも多いです。

選び方のポイント:

  • サイズ・形状: ソロ向けのコンパクトなものから、ファミリー向けの大型なものまで様々。薪の組みやすさや、調理のしやすさも考慮しましょう。
  • 素材: ステンレス製が一般的。サビにくく丈夫です。チタン製は軽量ですが高価。
  • 収納性: 薄く折りたためるタイプや、分解してコンパクトになるタイプが人気です。
  • 機能性: 網やゴトクが付属していて、BBQや調理ができるタイプも便利です。

管理人おすすめコスパ商品:

  • ユニフレーム ファイアグリル
    • 焚き火台の超定番。設営・撤収が簡単で、丈夫で長持ち。焚き火も調理(BBQなど)もこれ1台でこなせます。サイズもちょうどよく、ファミリーにもソロにも対応可能。別売りオプションも豊富。
  • TokyoCamp 焚き火台
    • 軽量コンパクトな焚き火台として人気。パーツ数が少なく組み立ても簡単。ソロキャンプやツーリングキャンプに最適です。価格も手頃。
  • バンドック 焚き火台 LOTUS
    • ステンレス製で耐久性があり、コンパクトに収納できる焚き火台。ゴトク付きで調理もしやすい。デザインもシンプルで、価格も抑えられています。

【ポイント】 焚き火はキャンプの大きな楽しみの一つですが、ルールとマナーを守ることが大切です。キャンプ場のルールを確認し、必ず焚き火台を使用しましょう。使用後の炭の処理も忘れずに。

8. クーラーボックス:食材と飲み物を美味しく保つ

役割: 食材や飲み物を低温で保つための保冷ボックス。特に夏場のキャンプでは食中毒防止のためにも必須です。

選び方のポイント:

  • 容量(リットル): 利用人数や泊数、持っていく食材の量に合わせて選びます。目安として、1泊2日のソロなら 15~25L、デュオなら 25~35L、ファミリーなら 40L 以上。飲み物用と食材用で分けるのもおすすめです。
  • 保冷力: 「最大保冷日数」などで示されます。断熱材の厚みや素材、構造によって変わります。ハードクーラーの方が一般的に保冷力は高いですが、高性能なソフトクーラーもあります。夏場や連泊する場合は保冷力の高いものを選びましょう。
  • 種類:
    • ハードクーラー: 丈夫で保冷力が高い。重くてかさばる。
    • ソフトクーラー: 軽量で折りたためるものが多い。ハードクーラーに比べて保冷力は劣る傾向。短時間やサブクーラーとして便利。
  • 持ち運びやすさ: ハンドルやキャスターの有無もチェック。

管理人おすすめコスパ商品:

  • コールマン エクストリームクーラー (28QT/50QTなど)
    • 高い保冷力と手頃な価格で人気のハードクーラー。サイズ展開も豊富。蓋にカップホルダーが付いているモデルも便利。オートキャンプの定番です。
  • ダイワ クールラインα ライトソルト
    • 釣具メーカーのクーラーボックスですが、軽量コンパクトで保冷力も高く、キャンプ用としても人気。特にソロキャンプにおすすめ。持ち運びしやすいハンドル付き。
  • ロゴス ハイパー氷点下クーラー (M/L/XL)
    • 驚異的な保冷力を謳うソフトクーラー。アイスクリームを長時間保存できるほどの性能。使わないときはコンパクトに折りたためるのも魅力。少し高価ですが、その価値はあります。

【ポイント】 保冷剤も忘れずに準備しましょう。凍らせたペットボトル飲料を保冷剤代わりにするのも賢い方法です。クーラーボックスは地面からの熱の影響を受けやすいので、スタンドやすのこなどで少し浮かせて置くと保冷力が長持ちします。

9. バーナー(シングルバーナー):簡単調理と湯沸かしに

役割: お湯を沸かしたり、簡単な調理をするためのコンパクトなコンロ。焚き火ができない状況や、手早く調理したい時に重宝します。

選び方のポイント:

  • 燃料(ガス缶の種類):
    • CB缶(カセットボンベ): 家庭用カセットコンロと同じガス缶。安価で入手しやすいのが最大のメリット。寒冷地での使用には不向きな場合があります。
    • OD缶(アウトドア缶): アウトドア用に設計されたガス缶。寒冷地や高所でも安定した火力を得やすい。CB缶に比べて高価で、入手場所が限られます。
    • 初心者は、手軽でコストも抑えられるCB缶タイプがおすすめです。
  • 形状:
    • 一体型: バーナーヘッドとガスカートリッジが直結するタイプ。コンパクトで軽量。
    • 分離型: バーナーヘッドとガスカートリッジがホースで繋がっているタイプ。重心が低く安定感があり、大きめの鍋も使いやすい。
  • 火力(kcal/h または kW): 高いほど早くお湯が沸きますが、燃料消費も早くなります。一般的なキャンプ用途なら 2,500kcal/h 程度あれば十分。
  • その他機能: 点火装置(イグナイター)付きだとライター不要で便利。風防(ウインドスクリーン)があると風の影響を受けにくくなります。

管理人おすすめコスパ商品:

  • SOTO レギュレーターストーブ ST-310 (CB缶)
    • CB缶シングルバーナーの超定番。マイクロレギュレーター搭載で、低温時でも安定した火力を維持できます。コンパクトに収納でき、デザインも◎。五徳がやや小さいので、大きな鍋を使う場合は注意が必要。
  • イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB (CB缶)
    • こちらもCB缶バーナーの定番。ST-310より安価で、火力も十分。ハードケース付きで持ち運びも安心。点火装置付き。多くのキャンパーに愛用されています。
  • キャプテンスタッグ オーリック 小型ガスバーナーコンロ M-7900 (OD缶)
    • OD缶バーナーの入門としておすすめ。非常にコンパクトで軽量、価格も手頃です。火力も十分。OD缶の安定した火力を試してみたい方に。

【ポイント】 シングルバーナーが一つあれば、朝のコーヒーやカップラーメン、簡単な炒め物などが手軽に作れ、キャンプの食事が豊かになります。火を使う際は、周囲に燃えやすいものがないか確認し、安定した場所に置いて使用しましょう。

10. クッカー(鍋・フライパン):キャンプ飯の相棒

役割: キャンプで調理をするための鍋やフライパン。

選び方のポイント:

  • 素材:
    • アルミ: 熱伝導率が高く、軽い。焦げ付きやすい、傷つきやすいのがデメリット。安価な製品が多い。
    • ステンレス: 丈夫でサビにくく、手入れが簡単。熱伝導率はアルミに劣る。重め。
    • チタン: 軽量で丈夫。熱伝導率が低いため、部分的に焦げ付きやすい。高価。
    • 初心者は、扱いやすく価格も手頃なアルミ製か、丈夫なステンレス製がおすすめです。
  • セット内容: 鍋(大・小)、フライパン、蓋などがセットになっているものが便利。スタッキング(重ねて収納)できるものがコンパクトになります。
  • サイズ: 利用人数や作る料理に合わせて選びます。ソロなら小型のもの、ファミリーなら大きめのものが必要です。
  • 加工: フッ素加工などが施されていると、焦げ付きにくく洗い物が楽になります。

管理人おすすめコスパ商品:

  • トランギア メスティン (TR-210 / TR-209)
    • アルミ製の飯ごう。炊飯はもちろん、煮る、焼く、蒸すなど万能に使えることで大人気。軽量で持ち運びやすく、小物入れにもなります。サイズはレギュラーとラージがあります。まずはレギュラーから試してみるのがおすすめ。
  • キャプテンスタッグ キャンピングクッカーセット (M-8603など)
    • 鍋(大小)とフライパン(蓋としても使える)がセットになった、ステンレス製のベーシックなクッカーセット。丈夫で手入れがしやすく、価格も手頃。スタッキングしてコンパクトに収納できます。
  • ユニフレーム fan5 duo (ファミリー向け)
    • 少し高価ですが、ファミリーキャンプに最適なクッカーセットの名品。大小の鍋、ライスクッカーDX、フライパン、メッシュバスケットがコンパクトに収納できます。特にライスクッカーは失敗なく美味しいご飯が炊けると評判。長く使える高品質なセットです。

【ポイント】 最初は家で使っている小型の鍋やフライパンを持っていく、という手もあります。キャンプに慣れてきたら、自分のスタイルに合ったクッカーを探してみましょう。メスティンは一つあると料理の幅が広がって楽しいですよ!


【必須アイテムの補足】
上記10点に加えて、以下のものも準備しましょう。

  • 食器類: 皿、マグカップ、箸、スプーン、フォークなど。割れにくいメラミン製やステンレス製、木製などがおすすめ。100円ショップでも揃えられます。シェラカップはコップにも小皿にも計量カップにもなり便利。
  • 調理小物: 包丁(カバー付き)、まな板(シート状が便利)、おたま、フライ返し、トング、キッチンバサミ、アルミホイル、ラップ、キッチンペーパー、食器用洗剤、スポンジなど。
  • ゴミ袋: キャンプで出たゴミは必ず持ち帰るのがマナー。分別できるように数種類用意しましょう。
  • ペグ・ハンマー・ロープ: テントやタープに付属している場合が多いですが、付属のものは簡易的なことが多いです。特にペグは、地面が硬いサイトでは曲がってしまうことも。丈夫な鍛造ペグや、しっかり打ち込めるペグハンマーがあると安心です。ロープも予備があると何かと便利。
  • 救急セット: 絆創膏、消毒液、痛み止め、虫刺され薬、常備薬など。怪我や体調不良に備えましょう。

【あると便利】快適性をアップさせる道具リスト

必須アイテムが揃ったら、次はキャンプをより快適に、より楽しくするためのアイテムを検討してみましょう。

1. タープ:日よけ・雨よけ・リビングスペース拡張

役割: テントとは別に、日差しや雨を防ぐための布。リビングスペースとして活用でき、開放的な空間を作れます。

選び方のポイント:

  • 形状: ヘキサタープ(六角形、設営が比較的簡単で風に強い)、レクタタープ(長方形、有効面積が広い)、スクエアタープ(正方形)など。
  • サイズ: 利用人数やサイトの広さに合わせて選びます。
  • 素材・機能: 耐水圧が高いもの、遮光性が高いもの、UVカット機能があるもの、難燃性の素材(TC素材など)を使ったものがあります。

管理人おすすめコスパ商品:

  • DOD いつかのタープ
    • ポール、ペグ、ロープなどが全てセットになっており、初心者でもすぐに使えるヘキサタープ。手頃な価格ながら、十分なサイズと機能を備えています。
  • フィールドア ヘキサタープ (M/L)
    • こちらもコスパ抜群のヘキサタープ。カラーバリエーションが豊富で、耐水圧や遮光性も高いモデルがあります。TC素材のタイプも人気。

2. グランドシート:テントを守り、浸水を防ぐ

役割: テントの底面の下に敷くシート。テント底面の汚れや傷を防ぎ、地面からの湿気や浸水を軽減します。

選び方のポイント:

  • サイズ: 使用するテントのフロアサイズよりも少し小さいものを選びます(シートがテントからはみ出すと、雨水が溜まって逆効果になるため)。
  • 素材: 防水性の高いポリエステルやPVCなどが使われます。

管理人おすすめコスパ商品:

  • 各テントメーカー純正品: サイズがぴったり合うので安心。
  • (自作/代用)
    • ブルーシートなどをテントのサイズに合わせてカットして使う方法もあります。安価ですが、手間がかかります。

3. 焚き火関連グッズ:安全・快適な焚き火のために

  • 火ばさみ: 薪をくべたり、炭を扱ったりするのに必須。
  • 耐熱グローブ: 熱い鍋を持ったり、焚き火台を触ったりする際に手を保護します。革製が一般的。
  • 火吹き棒(ファイヤーブラスター): 弱くなった火にピンポイントで空気を送り込み、火力を復活させます。
  • 火起こし器(チャコールスターター): 炭を効率よく起こすのに便利。BBQをするならあると楽です。

4. その他、快適性・安全性向上アイテム

  • ヘッドライト: 両手が空くので、夜間の移動や作業に非常に便利。ランタンとは別に必ず用意しましょう。
  • 虫除けスプレー、蚊取り線香: 特に夏場は必須。森林香など強力なものも。
  • モバイルバッテリー: スマホやLEDランタンの充電に。大容量のものがあると安心。
  • ポータブル電源: 電気毛布など、家電を使いたい場合に。高価ですが、キャンプの快適性が格段に向上します。
  • ウォータージャグ: 飲み水や手洗い用の水を確保。サイトに水場が遠い場合に便利。
  • 折りたたみバケツ: 水汲みや洗い物、ギアの持ち運びなど、何かと使えます。
  • ラジオやスピーカー: 音楽を聴いたり、情報を得たり。音量には配慮しましょう。
  • 銀マット・レジャーシート: テント内やタープ下で、荷物置き場やお座敷スタイルに。

道具選びの注意点とアドバイス

最後に、初心者の方が道具選びで失敗しないためのポイントをいくつかお伝えします。

  • 最初から完璧を目指さない: まずは必要最低限から。キャンプを経験する中で、本当に必要なもの、自分のスタイルに合うものがわかってきます。
  • レンタルや中古品も活用する: 初期投資を抑える賢い方法です。特にテントやタープ、寝袋など高価なものは、一度レンタルで試してみるのも良いでしょう。フリマアプリなどで状態の良い中古品を探すのも手です。
  • 収納・持ち運びを考慮する: キャンプ道具は意外とかさばります。自分の車の積載量や、持ち運びの方法(オートキャンプか、徒歩かなど)も考えて、収納サイズや重量をチェックしましょう。収納ケースやコンテナボックスを活用すると、整理しやすく便利です。
  • 安全に関わる道具は妥協しない: ペグ、ロープ、ランタン、火に関する道具(焚き火台、バーナー、耐熱グローブ)など、安全に直結するアイテムは、安さだけで選ばず、信頼できる品質のものを選びましょう。
  • レビューを鵜呑みにしすぎない: ネット上のレビューは参考になりますが、使用環境や個人の感じ方によって評価は異なります。複数の情報源を比較検討し、最終的には自分の判断で選びましょう。

まとめ|さあ、キャンプに出かけよう!

今回は、キャンプ歴6年の管理人が、初心者キャンパーさんに向けて、最初に揃えるべきキャンプ道具リストと、おすすめのコスパ商品をご紹介しました。

【必須アイテム10選】

  1. テント
  2. 寝袋(シュラフ)
  3. マット
  4. ランタン
  5. テーブル
  6. チェア
  7. 焚き火台
  8. クーラーボックス
  9. バーナー
  10. クッカー

まずはこれらのアイテムを中心に、あなたの「初めてのキャンプ」に必要なものをリストアップしてみてください。そして、この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめ商品を参考に、無理のない範囲で道具を揃えていきましょう。

最初から全てを買い揃えるのが不安な方は、まずはデイキャンプ(日帰りキャンプ)から試してみるのもおすすめです。テントや寝袋がなくても、タープやテーブル、チェア、バーナーなどがあれば、気軽にアウトドア気分を味わえますよ。

キャンプは、準備も楽しみの一つです。どんな道具を使おうか、どんな料理を作ろうか、どこに行こうか…想像するだけでワクワクしてきませんか?

自然の中で過ごす時間は、日常の忙しさやストレスを忘れさせてくれる、かけがえのない体験です。ぜひ、この記事を参考に、キャンプという素晴らしい趣味の第一歩を踏み出してみてください。

当ブログでは、この他にも関西のおすすめキャンプ場情報や、個別のギアレビュー記事なども投稿しています。ぜひ、そちらもチェックして、あなたのキャンプライフの参考にしていただけると嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!あなたのキャンプデビューが、最高の思い出になることを願っています!

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